日本語版においては「誰を燃やそうかな」と訳されている Annie のこのセリフ。当然このダジャレは日本語特有であり、元祖英語版では英語の文化に合わせたセリフでした。
元ネタは "eeny meeny miny moe"
この言葉は英語圏の子どもたちが鬼ごっこの鬼を選び出す時などに用いる歌です。日本語でいう「誰にしようかな天の神様の言う通り」に相当する言葉です。音節は ee/ny, mee/ny, mi/ny, moe と分かれているので最初から7番目の人が指名されることとなります。最後の "moe" が burn(燃えろ)に置き換えられているということを考えると、このセリフから想像できるシチェーションは次のようになります。Annie は歌いながら最初は無邪気な子供のように一人ひとりを指差していき、最後の人に対して "burn!" と言いながら魔法を放ち燃やしてしまう。
the Dark Child という2つ名はこのセリフからもうかがい知ることができ、日本語版では「燃やそうかな」の「燃や」を聞いた時点で遊び言葉になっていることに気づいてしまいますが、英語版では "burn" をいう最後までまるで無邪気な子供のように聞こえているのです。
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